Mew / Frengers 15th Anniversary Celebration Tour @EBISU the Garden Hall, Nov 4th 2018
Frengersリリースから15年、この日まで生きててよかった!!
MewのFrengersリリース15周年記念、アルバム再現ライブに行ってきました。
ライブは2部構成でFrengers再現は第2部、第1部はそれ以外の曲という構成でした。
前半:セトリが神!!!な第1部
前半はFrengers以外のアルバムから個人的にライブで聴きたい曲を次々と演奏してくれてめちゃくちゃ嬉しかったです。
1曲目はなんと!Repeaterbeater!!ライブでもうやらないと思ってた曲の1つなのでびっくりなのと、3rdアルバムの中で1番好きな曲なので嬉しすぎました!
スィラスのドラムとヨハンのベースが刻むリズムが胸に響いてくる感じがたまりません。
音源で聴くより何倍も音がヘヴィでかっこいい!!
そこから、お馴染みSpecial→Zookeeperの流れにオーディエンスもとても盛り上がってきました。何度聞いても、この流れは最高です。
ロックなサウンドに高音ボーカルが乗っかり、あぁこれぞMewのサウンドだ~~って感じです。
特に今回はヨーナス低音もよく出るようになったなぁと感じました。
ヨーナスは今回も流暢な日本語で「こんばんは。僕たちはデンマークのMEWです」。
15年前の2003年が初めての来日公演だったことに触れ、日本がバンドにとって特別な場所であることやファンへの感謝の気持ちを話してくれて、あぁMewと出会えてよかったなぁと思ったのでした。
セットは続き、4thからSatellite。この曲ではバックのスクリーンに星が映し出され、ヨーナスの天使のような歌声が降り注ぎ、あっという間にガーデンホールは宇宙になりました(?)。最初の3曲がヘヴィめな曲だったので、ここでぱっと目の前が開けたような雰囲気に。
とりあえずSatelliteでガーデンホールが宇宙になった瞬間を見て #Frengers15thAnniversary pic.twitter.com/BexZkNTEPG
— Sachiko (@lovelyday4ever) 2018年11月4日
Mewのロックサウンドとファンタジーな雰囲気が1曲で楽しめるのがCandy Pieces All Smeared Out。イントロはヘドバンしたくなる感じですがサビはすごくファンタジーで、ライブ映えもすごいです!
そしてついに!King Christianを!!ライブで聴くことができました!!!
生きてるうちに聴けると思ってなかったので泣きました。
オーディエンスからも悲鳴に近い歓声が上がってました。みんなきっと待ってたんだね泣
少し前にデンマークに行った際、泊まっていたコペンハーゲンのホテルでこの曲を流しながら、"Copenhagen, Saturday Morning"の歌詞を噛みしめたのを思い出しつつ、幸せな気分に浸って聴いていました。
どこかかわいらしくて、ファンタジーで、大好きな曲です。
その後はApocalypso→Savior→Louise Louisaと、2ndから3連発。
特にLouise Louisaは、曲の終盤のスィラスの複雑なリズムのドラム、からのラスト、ヨーナスの"Stay with me, Don't want to be alone"とエモーショナルに歌う部分に心を揺さぶられました。
前半聴きながら、もしやKites再現もできてしまうのでは!?!?と思えてきました。
(ただ本人たちのエネルギー消耗度は凄そうですが・・・)
これで前半は終了。10分間の休憩をはさんで後半へ。
後半:Frengersアルバム完全再現!の第2部
前半ですっかりMewワールドに浸りそのまま後半へ。アルバムFrengersをまるごとライブで再現!!
やっぱりAm I Wry?No→156→Snow Brigadeの流れは最強でした。
Am I Wryのイントロ聴くと、アルバムをよく聴いていた頃の思い出が湧いてきて、バックの光が迸る演出と相まって、ふぁ~~~~ってなりました(伝われ
156のサビなんかも何度聴いてもあ~~~~~~ってなります(尽きる語彙
それで特にSnow Brigadeは好きすぎてまた涙が~~~~~!!
ヨハンとスィラスの安定のベース&リズムをバックにヨーナスが "there is no escape from my snow brigade"と歌う、本当にこの3人からは逃れられない感がすごかったです。
ヨーナスは独特のゆったりとした動きをしながら歌い、曲の合間はにっこり笑顔で、ヨハンはマッツと向き合いながら楽しそうに(ときどき満面の笑みを浮かべながら)演奏してて、スィラスはひたすら複雑で変則的なリズムを確実に叩いていました。
アルバム再現ライブならではのレア曲が聴けたのも本当に嬉しかったです。
特にBehind The DrapesとEight Flew Over, One Was Destroyed。
アルバムの音源を忠実に再現した演奏でとても贅沢でした。
いつもながらShe Spiderの盛り上がりはすごいもので、この日最高潮だったと思います。サビで一気にボルテージ上がる感じがたまらないです。
そこからラストのComforting Soundというこの完璧な流れ。
もう何度聴いても泣けます。
もうこれで終わってしまうんだと寂しくなり、"I don't feel alright, in spite of these comforting sounds you make"って歌詞そのままな気持ちになります。
最後は感情も語彙も全部持ってかれたような感覚でした。
改めて、Frengersアルバムの完成度の高さを実感したライブでした。
このアルバムに出会えてよかった、Mewを好きでよかった、このライブに来れてよかった、生きててよかった!!!Tusind tak Mew!!!
*Set List*
Repeaterbeater
Special
The Zookeeper's Boy
Satellites
Candy Pieaces All Smeared Out
King Christian
Apocalypso
Savior Of Jazz Ballet
Louise Louisa
-----------------------------------------
Am I Wry? No
156
Snow Brigade
Symmetry
Behind THe Drapes
Her Voice Is Beyond Her Years
Eight Flew Ove, One Was Destroyed
She Came Home For Christmas
She Spider
Comforting Sound