韓国こぼれ話
Sigur Rósを見るために初めてお隣、韓国に行ってきたわけですが…(ライブレポについては前の記事に書いてます)なにせ弾丸たったので残念ながら観光はできず、、というわけで韓国の旅については少しだけ。
★初〇〇!!
実はJALの国際線乗るのはこれが初めて
羽田空港の利用も初めて
ということで初めて尽くし。
感想は…今まで乗った中で1番快適だった!
エコノミーでもスペース気持ち広め。揺れ少ない。
機内食おいしい、ドリンクサービスもたっぷり。
もう二度と乗る機会もないだろうと思いちょっと奮発してよかった。
快適な空の旅ってこれだ!笑
まぁフライト時間が短かったからってのもあるのかもですが…
映画は最新作も揃ってましたが時間もなく『ペット』だけ観ました。んー自分の想像してたストーリーとは少し違ってまぁ軽く機内で観るにはちょうどよかったかな。
★時差がないって素晴らしい!
もうその一言につきる。疲れが全然違う。
あっという間にソウル着。地下鉄でホテルのある駅まで移動します。韓国の地下鉄は車両が日本のよりも広め、その代わり椅子は硬かった...。英語と日本語の車内アナウンスもあり、あまり海外にいる感覚もない。
泊まったホテルはソウルの中心街、明洞から少し行ったところで、今回ライブ会場からは少し離れてましたが、交通の便は良くて困らなかったです。
交通機関に慣れてない地に行くときは、アクセスが良いところに泊まるのが無難ですね!
★韓国で食べたものたち
到着日は夜だったので、近くのセブンで朝食とお菓子などを調達。
手前のはハムとチーズが入ってて表面にはタマゴサラダ?っぽいのがトッピングされているサンドイッチ。
真ん中の飲み物はコーヒー牛乳とバナナ牛乳。
あと写真撮ってないけどメロン牛乳も飲みました。
ものすごく甘いけど、疲れた体にはちょうどよかった~。
そして奥のバナナチョコパイ!!これがとってもおいしかった!!
チョコとバナナの組み合わせ最高ですね~。
2日目のランチに食べたのは、エビチャーハン的な。
ん?ここにきて中華??でも味付けは甘めでどちらかというとエスニック???
いやいや、だってお腹すいてるときに鉄板のジュージューという音と香ばしい匂いが漂ってきたかと思うと、そこに鉄板料理がずら~と並んでたわけ。
誘惑に負けて食べちゃった。(おいしかった!)
ちゃんと旅行で行ってたら、ちゃんとしたお店で韓国料理食べてただろうけどね!
今回は違うから!
あとシェアしておきたいのはこのサンドイッチ(これもセブンだけど)。
これがすごくおいしかったのです。
ケイジャンソースのハムとチキンのサラダ。
ピリ辛なんだけど、けっこうスパイシーで。
ミックスサンドセットにもツナ(もしくはハムカツ)ポジションにこいつが入ってた。
あと写真は撮りませんでしたがスタバでナッティラテを飲みました。甘くておいしかった。(韓国でもセブンとスタバにお世話になりました)
★免税店ショッピング♪♪
結局観光する時間がなかったので、明洞の代表的な免税店である
ロッテ免税店でショッピング。
Duty Freeって言葉大好き。
今回買ったのはコスメ↓↓
GUERLAINのアイシャドウ、YSLのリップ、CHANELのアイシャドウ。
実はコスメの中でも特にアイシャドウが好きで
ファッションに合わせてパレットに必要な画材選ぶ感覚でついつい買ってしまう
ブルーやネイビーに合わせるブルー系のをずっと探してたので
これで満足。もう当分買いません。
★カムサハムニダ
最後にひとつ。
韓国語の響きが思ってたのよりもずっとやさしくて、
アンニョンハセヨ
この2言だけでしかやり取りできなかったけど
それでもどこかほっこりいい気分でした。
どこの国に行くのでも、
こんにちは と ありがとう だけは
現地の言葉で言えたほうが良い!!
書けることはこのくらいです...。
結局ライブのことで頭がいっぱいで何もできなかった。
でもライブがなければ行くこともなかったでしょう。カムサハムニダ!!
Sigur Rós at Jamsil Indoor Stadium, Seoul Nov. 22. 2016
Sigur Rósを見に韓国のソウルまで行ってきました!韓国初上陸!ライブ以外の道中についてはまた別に書くとして、まずはライブについて書きたいと思います。
ライブ会場はキャパが13,000くらいで日本の武道館くらい?の規模。私はスタンディングのステージに一番近い、Orri側のブロックでした(フジはGeorg側だったので今回はこっちにしました)。
会場までの道は数メートルごとに(街灯?)フラッグがかかってて、開場入口には巨大なバナーが出てて、この時点で相当テンション上がりました。
気づいたら韓国まで来ちゃったよ...という感慨深さもありつつ
これが日本だったら武道館だったのかな...という寂しさもありつつ
進んでいくとさっそく物販スペースが。Tシャツ、トートバック、ニット帽などのアパレルやLP・CDの販売も。もう少しでLP買っちゃうとこだったけど(プレーヤーがない)そこは抑えてトートを買いました(柄はTakk....のジャケット↓)
上の写真に写っている黄色いリストバンドをもらって、いよいよ会場内へ。スタンディングは傾斜がないのでときどき前の人で視界が、、あっ、あ、、ってなるときはあったけど、思ったよりステージは近かったし、(最前で見てた)フジのときには見えなかったサイドスクリーンの映像も見れたのでよかったです。
始まるまでの間、静かでどことなく不気味な感じの音楽が流れてて(たまにÓveðurのイントロみたいなフレーズも)一気にSigur Rósの世界に引き込まれます。そして時間ちょうどにメンバーが登場し、Óveðurからスタート。フジでもこの曲からだったのでいつの間にかものすごく思い入れの強い曲になってて(ちなみに新曲です)、ちょっとこの曲について語りますね。
Jónsiといえばあのファルセットですが私は普通の歌声の方が更に好きで(ファルセットも好きだよ!!)Óveðurは普通の音域からだんだん盛り上がり、後半のJónsiの声の伸びがとても力強くて、ラスト近くでファルセット入るっていう静かに始まってゆっくり盛り上がるこの展開がたまらないんですよ!!オープニングにもバッチリはまってて...。あと後半のドラムに合わせて眩いフラッシュが光る演出、すごくかっこよかった。
今回はセットが少しシンプルになってて、ブラインドみたいなパーテーションはなくなってました。でも音響はフジで聴いたよりもずっと良かった!!
全体のトーンはアルバム"Kveikur"直系な感じでとにかくヘヴィ。それに"( )"の暗さと静けさを合わせた感じでしょうか。もちろん他のアルバムからの曲もセトリに入ってるけれど、きらきらした多幸感のような雰囲気はあまりない。Glósóliも後半こんな激しく破壊力ある曲だったっけ!?!?ってほど、Orriのシンバルとライトニングが炸裂してすごい。(ところで今回Orriは長かった髪の毛をバッサリ切っていて、前髪の分け目もたぶん変わっててだいぶ印象が変わってました)
破壊力のすごさでいったらこの日印象的だったのがNý Batterí。冒頭のボウイングはそれはもうものすごかったんですが、静と動のコントラストがはっきりしてて、ラストは全ての楽器とボーカルが炸裂し、とてもじゃないけど全てを受け止めきれない感じでした。
あとKveikur。最初からとことんヘヴィでこのライブの雰囲気では主役な感じ。やばい本気でかかってきた、みたいな(?) 。Georgのベース本当かっこいいんだこれが。
そして忘れてはいけないSæglópur!!
やっぱり後半の勢いはもんのすんごい!!!
前半ですでに泣きそうになっているところに容赦なくとどめを刺してくる感じ。むり。死ぬ。あれは本当この世のものではない。
その一方、やっぱり泣いたのはFestival。前半のJónsiが歌うところで元々KjartanパートだったピアノをOrriが弾いててもうそれ見て色々複雑な思いもありつつ泣いてしまった。拍があってないような部分なのでKjartanがJónsiを見ながらタイミング合わせてたあのパート...。そして今度はOrriが。これがものすごく美しかった.....(後半はまたJónsiがめちゃくちゃ煽ってましたが)
しかしそれにまして泣いたのは、フジで聴くことのできなかったFljótavík!!
この曲は個人的な思い入れが強かったこともあり、美しすぎるメロディー、歌声、そしてここでもOrriのピアノにどうすることもできず聴き入っていました。この曲聴けただけでも韓国に来てよかったと思う。それくらい感動しました。
Jónsiが "Takk fyrir, takk fyrir koma"(来てくれてありがとう)と言うとあっという間にラストのPopplagiðへ。
最後の最後でもうこの日のすべての曲足したようなエネルギー量で爆発してて
もう無理ですごめんなさいそれ以上やめれぇぇぇぇと叫びたいけど声すら出ないみたいな感じでした(伝われ)。
あれを生で見てしまったらしばらく生きた心地はしない。何であそこまで表現できるのか。どの曲もアルバムの100000000倍は迫力ある。
1年分の感情を引きずり出され身体もバラバラに引き裂かれたような気分でした。
ラストはステージに"TAKK"(ありがとう)の文字が映し出され、3人が出てきてお辞儀。やまない歓声に再び出てきてまたお辞儀。あっという間、ほんと短すぎた90分のステージでした。
そんなこんなで私の韓国遠征は幕を閉じました。帰り際、現地の女の子にポスター前で写真を頼まれたので撮ってあげたら、私も撮ってもらえました(このポスター、貰えばよかった...)
韓国こぼれ話はまた別の記事に書きます。
*Set list*
1. Óveður
2. Starálfur
3. Sæglópur
4. Glósóli
5. Vaka
6. Ný Batterí
7. E-bow
8. Festival
9. Yfirborð
10. Kveikur
11. Fljótavík
12. Popplagið